ゲーム紹介(ドラクルージュ)
ゲームマスターの名前、自己紹介
はじめまして、とおのと申します。
まだまだ寒い日々が続きますね。この時期に冷えた手を温めながら待ち人を待つ女性、好きです。切なさと美しさが聖母のようで、推せますよね!
システム名、システムの紹介
「常夜国騎士譚RPG ドラクルージュ」
舞台は陽の上らぬ“常夜国”。
そんな夜の国の吸血鬼(或いは人狼などの異形)となって遊ぶシステムです。
吸血鬼と言っても無辜の民の血を啜る外道に非ず。
土地を治め、異形を討ち、太陽の危機から守る……華やかな“騎士”になっていただきます。
華やかな騎士として耽美なロールプレイをしたい方、異形の存在として迫害されちゃったりしたい方におすすめのシステムです。
対応可能プレイヤー数
2~4人
TRPG初心者対応可否
対応します。
システム初心者対応可否
対応します。
プレイヤーが使用するダイス(サイコロ)
6面ダイスを4個以上。
使用ルールブック
- ドラクルージュ 基本ルールブック
- ヘレティカノワール
- ノブレスストーリア
- サングトラヴェリア
キャラ作成、持込可否について
当日作成を予定しています(サンプルキャラも持っていきます)。
持ち込みも可能としますが、希望のハンドアウトにならない可能性がありますのでご了承ください。
シナリオ名、シナリオの出典
「オラトリオは闇を偽りて」(サングトラヴェリア掲載シナリオ)
シナリオのあらすじ
悪名群島――この優雅ならざる名はローゼンブルク沖、夢幻海に浮かぶ島々の総称だ。
その中にルノクス島はあった。
主要な航路からも外れ、人口は50人ほど。
岩山がそびえ、異端が棲むとも言われる島。
陸の物を商いに来る小船が、時折訪れるばかり。
しかし、数年ばかり前から。
この寂れた島に騎士が一人、島主として居を構えた。
噂では異端を匿っているとも、堕落した身を隠しているのだとも言われているが……真実は知られていない。
そんなルノクス島に騎士たちが集う。
彼を訪ねに来た騎士と、その友人。
尋ね人を求めて、辿り着いた騎士。
そして、ルノクス島に住まう異端。
騎士たちの上陸とともに、島全体に不穏な空気が漂う。果たして彼らに何が待ち受けているのか。
ハンドアウト
PC1(騎士限定)
- 消えざる絆
- アイトール【信か敬】
- 推奨の道
- 領主、賢者、僧正
- 序言
- 貴卿の学問の師にして古代遺跡の研究者”黙叡卿”アイトールが姿を消して、もう三年ほどになる。
聞けば、彼はローゼンブルクが悪名群島の一つ、ルノクス島にて島主をしているとか。 先日、貴卿の領地にて、謎めいた遺跡が発見された。これを調査できるは、アイトール卿を置いて他にいまい。
幸い、今の領地は平穏。かつての師と交流を深めんと、貴卿は自らルノクス島に向かうことにした。
叶うならば彼を領に招き、助言役となっていただきたいところだが……。
無事島にたどり着き、アイトール卿の館に向かいつつ。貴卿は、気難しい師の貌を思い出すのだった。
PC2(騎士限定)
- 消えざる絆
- PC1【友か信】
- 推奨の道
- 近衞、遍歴、後見(PC1が領主なら)
- 序言
- 貴卿の友たるPC1が、かつての師に会いに行くという。
聞けば、場所は悪名群島。グランツ公の尽力もあり、安全になったとも聞くが……油断ならぬ地だ。
友を想い、貴卿は旅の伴を申し出た。一人旅は心細かったろうか。友も快く受け入れてくれた。
二人ならば、恐れるものなどない。道中、さしたる難事もなく。無事に二人、ルノクス島へと上陸する。
しかし、島に来てから、常に監視するかのような視線を感じる。島の空気は、妙に張りつめている。
どうやら、平穏な旅では終わりそうにない。
PC3
- 消えざる絆
- シェミハ【恋か憐】
- 推奨の道
- 遍歴、狩人、夜獣
- 序言
- 三年前から、貴卿は一人の少女を探している。彼女は白翼のストリガ――名をシェミハという。
出会った頃、少女は何かに酷く怯えていた。哀れな娘を救わんと、貴卿は彼女を抱擁し、やがて愛した。
シェミハもそれに応え、貴卿を愛してくれた。麗しき蜜月! 愛しき歌姫! しかし、幸福は長く続かない。
異端審問官が訪れ、彼女を捕えんとしたのだ。貴卿は必死でシェミハを逃がしたが……その行方が分からない。
以来、彼女を探し続けている。
先日、ある噂を聞いた。悪名群島のルノクス島に白翼のストリガがおり、島主に囲われているという。
貴卿は、何もかも捨ててルノクス島に……島主の屋敷に向かった。彼女を取り戻すのだ!
PC4(異端限定)
- 消えざる絆
- シェミハ【信か恋】
- 推奨の道
- 野伏、魔女
- 序言
- 悪名群島にあるルノクス島には、古くから一人の異端が暮らしていた。
それが御身である。
島の民からは遠巻きにされ、島主となった騎士からは黙認されて。御身に友と呼べる者はなかった。
ただ、島主の騎士が連れてきた異端がいた。白い翼のストリガ。
シェミハと名乗った彼女とは、良き仲となった。心が潤い、信頼と友愛の気持ちが湧く。
しかし、この半年ばかり、シェミハは御身のもとを訪れない。時を同じくして、島民の様子も変わったように思える。
島に、別の騎士らが訪れた。シェミハの身に、何か起きたのか。御身は、意を決して島主の屋敷を訪ねた。